☆あらすじ☆

第49話
いざ、魔天郎王国へ
監督 坂本太郎
脚本 江連卓
放送日 1987年12月20日
あらすじ
2学期最後の登校日、落合先生は何か寂しそうな雰囲気だった。
もう二度と落合先生に会えないのではないかと思うヒロシ、そんな心配を払拭するために覇悪怒組と純子先生は、落合先生に美味しい物でも作ってあげようと落合先生の家に押しかけるが落合先生は不在だった、ドアには「旅に出ますのでしばらく留守にします」と書かれていた。
覇悪怒組は純子先生が持っていた落合先生の家の合鍵を使い落合先生の家を捜索するが何も見つからない、何故か泣き出す純子先生、純子先生は落合先生が魔天郎だったらと思うと怖くなっていたのだった、
覇悪怒組は落合先生は魔天郎じゃないよと慰めるが、もし落合先生が魔天郎だったときは純子先生は失恋してしまう。
落合先生の部屋から魔天郎の証拠が見つからず安堵感が広がるのも束の間、押入れの奥からパソコンが出てきた、それは落合先生らしくない高価なパソコンだった、パソコンの操作が得意なヒロシがパソコンを調べると、そこにはむかしヒロシが作った魔天郎のデータ(第1話)があった、同時に出てきた地図と、それが示す謎の建物に全てが隠されている、そう信じた覇悪怒組と純子先生は、翌朝その地図の場所に駆けつける。
これが最後の戦いになるであろう事は言うまでも無かった。

洋館に到着した覇悪怒組の行く道をパチンコ組が阻む、パチンコ組のリーダー内山重夫はヒロシ達覇悪怒組が本気であることを察し道を譲る。
洋館の中で光の塔建設計画を進める魔天郎、モニターには洋館に侵入する覇悪怒組の映像が映し出されていた、洋館の中で覇悪怒組は魔天郎マークが貼られた扉を見つける、落合先生が魔天郎である可能性が一気に高まった、勇気を振り絞り扉を開け薄暗い部屋を進むと、突然怒り仮面や妖怪千年婆ぁが現れ覇悪怒組を襲ってきた!逃げながら魔天郎の変装部屋などを通り抜けると、再び魔天郎マークのある扉が現れた、その部屋はノイズの様な電子音が定期的に聞こえ、赤い大きなランプが壁に備え付けられ、正面の壁には大きな穴が開きどこかに繋がっているように見える、妙な雰囲気の部屋だった。覇悪怒組が魔天郎の計画を考えていると、魔天郎が正面の壁に空いた大きな穴に出現した。

「覇悪怒組の諸君、私は今私自身の壮大な夢を実現しようとしているんだ、いいか諸君!私は私の夢の実現を邪魔しようとするものは決して許さない、君たちは私のよきライバルとして、十分私を楽しませてくれた」
「だが、それもこれまでだ、君たちには私のじゃまができないように、遠い世界に消えてもらう」
魔天郎がそう言うと、覇悪怒組の居る部屋に警告音が鳴り響き、覇悪怒組の体は宙に浮いてしまった、「空中浮遊装置よ」そういうヤスコの声もむなしく、覇悪怒組は魔天郎の笑い声と共にブラックホールに吸い込まれてしまった。
ヒロシ達の叫び声を聞いたパチンコ組は部屋に駆けつけるがパチンコ組もまた空中浮遊装置に捕まりブラックホールに吸い込まれてしまった。



「純子先生とヒロシ達覇悪怒組、そして内山重夫とパチンコ組は魔天郎によってブラックホールに飲み込まれてしまった、魔天郎の壮大な夢とは何なのか、そして魔天郎の正体は果たして落合先生なのであろうか?」(50話に続く)
コメント
落合先生の家で発見してしまった魔天郎の手がかり、覇悪怒組は最後の戦いを覚悟して魔天郎に挑戦します
たとえ落合先生が魔天郎であったとしても・・・・・・
第50話 さらば魔天郎